【会長年頭の挨拶】新年明けましておめでとうございます。
2018年01月1日
公益社団法人川口法人会
会 長 須 賀 義 幸
~地域で高い存在価値を誇る法人会に向けて~
謹んで新年のご祝詞を申し上げます。
会員の皆様には、お健やかに新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
昨年、新たに会長に就任し新役員体制にてここまで大過なく事業を推進して新年を迎えることが出来ました。これもひとえに会員の皆様をはじめ関係団体のご協力の賜物と厚く御礼申し上げます。
昨年は、16年ぶりに7四半期連続プラス成長かつ中小の景況感も26年ぶり高水準となり、今年も景気拡大基調が続くと見られています。一方、少子高齢化人口減少、次世代を担う働き手の減少とかってない困難な時代を迎えて、企業経営者にとって新たな発想による改革にチャレンジする気概が求められています。
法人会としても“行動する法人会”として会員からの税制改正アンケートで意見集約した税制改正提言を国や県・市へ要望してきました。平成30年税制改正では、法人会が長年提言してきました抜本的な事業承継税制の改正や中小企業の所得拡大促進税制、投資促進税制の拡充、各種助成金制度の拡充と相まって中小企業の更なる活力向上が国や地方の活性化に寄与することが期待できます。
さて、当会は平成23年10月に公益法人に移行して6年が経過しましたが、皆様のご理解、ご協力により着実に事業活動を展開して参りました。
租税教育事業では、次世代を担う子どもたちに向けて小・中学校出前租税教室(今年度20校実施)を積極展開しております。青年部会や“租税教育推進プロジェクトチーム”が中心となって教材づくり・新たな手法の研究実践や講師養成に努めて参りました。
恒例となりました“第9回税に関する絵はがきコンクール”は、対象校全校の59校参加、5,087名の作品応募があり着実に地域に定着して参りました。(第1回より累計応募者数39,508名)
地域社会貢献活動では、同時開催で第2回法人会祭り“SKIPふれあいフェス2017”を開催し、全支部・部会と団体・会員企業の参加で52ブース出店と19の小中高校・団体・サークルがイベント参加し、予想を超える1万2千人が来場し大盛況で市民の皆様から好評をいただくことが出来ました。
研修事業では、経営者・後継者育成講座MBS(マネジメント・ビジネス・スクール)第三期開講、また新たに税務・会計研修体系S-TAXアカデミーを開講させました。さらに今年は、企業経営力向上に役立つ研修セミナーの充実に努めて参ります。
広報事業では、ホームページや広報紙を逐次改善し広報機能を充実させてきました。今年はSNSの活用促進、マスメディアとの連携などにより更なる発信力の向上に努めてまいります。
更には、会員サービスの充実に向けて、「よろず相談窓口」機能の充実、総会懇親会や支部毎の会員の集いなどの交流事業の推進を図りました。今年は、会員企業への「健康経営」サポートプログラムを新たにスタートさせます。
会員増強・組織拡大では、実施中の“新規加入GOGOキャンペーン”(平成33年度40周年に55,000社をめざす)では、引き続き役員並びに会員の皆様の協力を切にお願い申し上げます。
そして、税務当局並びに川口市、草加市、関係団体、地元金融機関等との協力、連携を深め、今後更に相乗効果のある事業を展開し、“地域社会にとって、会員にとっても価値ある存在へ”努めてまいります。
結びに、会員の皆々様のご健勝とご多幸、そして企業の繁栄、地域社会の発展を祈念申し上げ新年の挨拶とします。
平成30年1月1日